先日、山の神社に参拝してきました。たくさんの大きな木々の間から差し込む朝日の美しさに心がとろけそうでした。噂で聞いていたようなピリリとした空気という感じでもなかったので、リラックスしながらのんびりと多くの木たちに話しかけながら本殿に向かって歩いていきました。
拝殿の両脇に「ご神木」なる見上げるような杉の木がありました。立て札に「深呼吸してから木に触れて気をいただきましょう」というようなことが書かれていました。神社のかたがそういうメッセージを受けたのかなあ、と思いつつそれぞれの木に近づいてみると、想像もつかないくらい多くの人々が触れたのが一目でわかる幹の様子に心がぎゅーっとなりました。「ちょっとだけ触らせてくださいね。」と脇の方に手を置きました。片方の木からはわりと強いエネルギーを感じましたが、もう一方の木は弱く感じました。少し悲しくなって「ごめんなさい、どうか長生きしてください。」と祈ってその場を離れました。
100本以上もあるオーラソーマのボトルのひとつに「行って木を抱きしめなさい」という名前のものがあります。上下緑色の美しいボトルです。自分らしくあることが難しいと感じていたり、居場所がなくて居心地の悪さを感じていたりする時にサポートしてくれる優しいボトルです。幼いころ(私は今も変わらずですが)私たちは心がいっぱいいっぱいになってしまった時、寂しさや悲しさをどうにもできない時、ちょっとした喜びを打ち明けたい時、そっと木を抱きしめたり優しくなでたりしませんでしたか?木はただ静かにそこにいてくれるだけなのに、不思議と心が穏やかになるのです。木々たちは自分たちのエネルギーを同じ地球に住む友としてそっと分けてくれているのです。
「パワースポットのご神木さま~、神聖な気を、パワーをくださ~い!!」と念をこめて一方的に両手をぐぐーっと押し付けるのはちょっと違うかなと思いませんか。
いつの日も寄り添える友でいられたらと願います。
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